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この街・あの人・どんな顔       谷口 千秋   2014/4/05掲載

「この街・あの人・どんな顔」

4年前、大手出版社を退職。養蜂家に転身した
養蜂家 谷口 千秋

たにぐち ちあき 1962.12.23生 京都府出身、山梨県在住

ハニーランド
連絡先
E-mail : c.t108omshiva@car.ocn.ne.jp


ハチミツ 130g 1,000円
     530g 3,000円

ローヤルハニー
 (ローヤルゼリー20g+ハチミツ10g)
     30g 3,000円

プロポリス 10ml 3,000円
送料、消費税別途
 [価格は2014年3月現在]

「私ってこういうの好きだったんだって…自分でも不思議なくらい。体調もすごくいいんです」

ハチの巣箱
↑「ミツバチは優しいんです」
こちらから危害を加えなければ、刺すことはめったにないのだとか。

ハチミツ
↑「手前は130g入、左/アカシア、右/百花蜜。奥が530g入、中/サクラ、右/フジ。花によって結晶のしやすさが違う。

ローヤルゼリーとプロポリス
↑左/ローヤルハニー 右/プロポリス 後ろは蜜を採ったあとの巣。ミツロウのもととなる。

 

養蜂の歴史は古く、紀元前2500年頃にはすでに行われていたとされ、日本では600年代から記録が残っている。ミツバチはハチミツやローヤルゼリー、ミツロウをつくるだけでなく、植物の受粉にも大事な役割を果たす益虫だ。そんなミツバチに愛情をそそぐ養蜂家、谷口千秋さんにお話を伺った。


 新しい季節のはじまり
 4月になり、風景の色が華やかになってきた。花の香りの混ざった風や、鳥の声も春を実感させてくれる。

 この時期、ミツバチにとっても新しい生活の始まりだ。新しい女王バチが誕生し、旧女王バチは半数ほどの働きバチを連れて新しい巣に移るのだという。
 そして咲き始めた花を飛び回る忙しい季節となる。
「サクラ、菜の花、フジ、アカシア、ヒマワリ、柿、栗の花と、秋までミツを集めます。働きバチの寿命は1〜3ヵ月、1匹の働きバチが一生をかけて集めるハチミツは、ティースプーン1杯弱なんだそうです」

 そう話すのは、谷口千秋さん。養蜂を始めて4年の新米養蜂家だ。
「ハチミツは花によって色も香りも味もちがうんですよ。サクラのハチミツは、ほんのりサクラの香りがします」

 ひとつの巣箱にハチは多い時で約5万匹。谷口さんは現在13箱の巣箱を世話している。

 ハチ、かわいいな
家族の仕事の都合で、20年ほど前に現在の場所に移り住んだ。藤野が近く、そこで養蜂をする方と知り合い、ハチミツやローヤルゼリーを譲ってもらうようになった。

「養蜂の様子を見せていただいていて、いいないいな、ハチかわいいなって、行くたびに思っていたんです」
 都内の出版社に勤めていた谷口さん、4年前に退職し、在宅で編集の仕事をすることにした。そのことを養蜂家の方に話したところ、『やってみる? 教えてあげるから』と1箱分けてもらうことになった。

 山の中に巣箱を置く場所を借り、道具をそろえ、徐々にハチを増やしていった。

 養蜂をスタート
1種類の花から採れたハチミツを『単花蜜』、数種の花のものを『百花蜜』という。単花蜜を採る場合は、花が終わって1週間ほど経ってから蜜を絞る

「採れたハチミツは、何度も漉して不純物を取り除き、ビン詰めしていきます」

 花に合わせて巣箱を移動させることもある。秋にはスズメバチ対策をし、冬を越すための世話、新しい女王バチのための『分蜂(ぶんぽう・分封とも書く)』の作業など、1年を通じてさまざまな作業がある。先輩の実践に基づいたアドバイスで、これまで順調に進めてこられた。

 毎日遅くまでデスクワークしていた頃と比べると、自然の中で働く日々は「意外に向いていた」そうだ。
「おいしいハチミツが食べられるし、なにより新鮮な生のローヤルゼリーがいいんです。両親は『朝なめると1日体調がいい』って…」
 生産者の喜びを存分に味わえるところでもある。

 純粋ハチミツの味
ハチミツの成分は、約8割が糖分で、約2割が水分。糖分はブドウ糖と果糖がほとんどで、消化の負担が少なく、疲労回復や素早いエネルギー補給に役立つ。砂糖と比較して血糖値が上がりにくく、カロリーが低いという利点もある。

 また、栄養素は酵素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなどが含まれ、微量ながら良質なのだとか。
 加糖や加熱処理をしていない、100%純粋のハチミツは価格もやや高めになるが、甘みが柔らかく、味わいに風味がある。本当においしいのだ。

 ハチたちが一生をかけて集めてくれたミツを、できるだけ良い状態で味わって欲しい。そんな想いを持った養蜂家のひとりとして、谷口さんは『ハニーランド』の名で昨年12月に初めてマーケットに出店した。

「少しずつ、いろんな場で販売を始めていこうと思います」

 良質のおいしいハチミツを提供してもらえることを期待している。

 

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