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この街・あの人・どんな顔       琴野 桂子    2013/6/05掲載

「この街・あの人・どんな顔」

NPO法人 相模原保育サポート 「ポッポくらぶ」
理事長 琴野 桂子

ことの けいこ 1926. 4.30生 北海道出身 相模原市在住

公式サイト
 http://comical-kids.sakura.ne.jp/popotop.html
連絡先
tel & fax 042-744-7530
  携帯電話 090-5557-3310
  (いずれも、琴野さん)

「おしゃべりサロンは、来たい人が来られる時に来ればいい。私たちは必ずこの日にお部屋をとっておくの。でないと来たい人が来られないからね」

おしゃべりサロンの様子
↑この日は、紙飛行機のコーナー、マラカスのコーナーと、各テーブルには材料と道具が用意されていた。

おしゃべりサロンの様子
↑工作を楽しんだあと、チラシをちぎって紙ふぶきをつくる。同じ年頃の子どもと一緒に遊ぶうち、協力することや我慢することも自然に体験していく。



 

毎月第1月曜日にソレイユさがみで、第3月曜日に大野中公民館で「ポッポくらぶ」のおしゃべりサロンが開かれる。訪れるのはおもに就園前の子どもとその親。その姿を温かく見守り続けて、まもなく14年。「ポッポくらぶ」代表の琴野桂子さんにお話を伺った。


 子どもと親の憩いの場を
 去る5月6日、橋本駅近くにあるソレイユさがみで、『ポッポくらぶ』主催のおしゃべりサロンが開催された。この日のテーマは『作って遊ぼう』。

会場内には子どもがおもちゃを自由に手づくりできるよう、材料と道具が並べられ、エプロンをつけたスタッフがそれをフォローしている。
祝日だったこともあり、参加した親子はいつもより少なめであったが、中には自分でつくったおもちゃをうれしそうに父親に見せる子どももいた。

「来たい人が自由に来て、好きなように過ごしていけばいいと思ってやっているの」

 子どもたちが遊べる場が用意され、数人のスタッフがいる。母親はいつもより少し気を抜いて、おしゃべりを楽しんだり情報交換したりできる。毎日子どもと向かい合う中で、「ふぅ」と息をつく場があることは、とても大きな意味を持つ。

 子育てを幅広く支援
 「昔は、おじいちゃんおばあちゃんがいて、子どもの人数も多かったでしょ。今は子どもと1対1、なんでも初めての体験になってしまう」

 核家族、少子化の現代、子育てを社会全体で支えようとする活動が官民問わずに行われている。
相模原市でも『ファミリーサポートセンター』を設置、子育ての手助けを受けたい人と行いたい人を結びつける役割を果たしている。その立ち上げの際、システムづくりに関わったのが、既にその活動を行っていた『ポッポくらぶ』だ。

「市の制度に合流することも勧められたけど、民間には民間の良さがあるじゃないって断ったの」

 実際に、行政では対応できないケースにも対応する。例えば、あまり近所の人に来て欲しくないというケース。市ではエリアごとに区切っているため、対応できない。

「私たちは市内ならどこへでも行くからね」

 別途交通費はかかるが、近隣の人と深く関わりたくないという依頼は意外に多く、それも時代の流れなのかもしれない。

 経験を重ねて
6人の子どもを育てた琴野さん。
「頼まれるとイヤと言えないから、何でも首を突っ込んだの(笑)」

 学校の役員や地域活動にも積極的に関わった。さらに勉強したいと『かながわ女性会議』に参加。『子育て支援協力者養成講座』を受講し、1999年11月に『相模原保育サポートポッポくらぶ』を発足。まずはスタッフの勉強会から始めた。
「講師を呼んでね、修了証書も出して。ただ自分が子育てを経験したってだけじゃ、片手落ちでしょ」
 講習会は現在も年に数回開催。会員だけじゃなく、誰でも受講できる。子連れももちろんOKだ。

 2006年にはNPO法人として登記した。
「そういうことも大事。勉強にもなるし、きちんとした方が、ね」
 その一方で、子育てに関してはおおらかさも見せる。
「帽子ひとつかぶらせるのにも、いろんなことを言われるかもしれないけれど、要はかぶればいいのよ」

 子どもが少ないと、何から何まで気になってしまい、親子で息が詰まってしまうことも多いと言う。
「細かいことは、あまり気にしないでいいの。先回りしてあれこれ言えば、子どもは反発するでしょう。親も疲れるし…」

 大事なことと些細なことの見極めは、経験を伴わないと難しい。

「こちらの考えを押し付けることはしない。でも相談されたら、自分たちの経験を話せるし、お母さんたちも一歩前に進めるでしょう」

 子育て中は、自分にも子どもにも合格点を求めてしまいがちだが、要は 『親も幸せであること』、 それが大事だと教えてくれた。

おしゃべりサロンの告知

 

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