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この街・あの人・どんな顔       白井 光可    2013/5/05掲載

「この街・あの人・どんな顔」

ワイヤーを中心に、アート雑貨を制作。工房W-WELL主宰
猫のクラフト作家 白井 光可

しらい みつよ 1967. 2.17生 東京都出身 相模原市在住

公式サイト
 http://shirai-mitsuyo.w-well.com/
オンラインショップ
 http://www.w-well.com/
E-mail
 info@w-well.com
工房W-WELL
 相模原市中央区千代田3-2-18
         藤野ビル302
 tel. 090-1849-2926
 ※工房訪問は要予約

「個展では銀、真鍮、銅、アルミ、ガラス、天然石などを使って、生きるものすべての『いのち』が連鎖する世界を表現したい。多くの方に見ていただけたらと思っています」

白井さん作品
↑フラワーベース

白井さん作品
↑個展に出展する時計
作品はすべて修理対応可能

ペットシェルターにて
↑寒川のシェルターでネコたちの世話をする。「何が必要かはいつも変化しています。まず知ってほしいと思っています」

 

今月22日より相模原市中央区千代田にあるギャラリー「スペース游」で、白井光可さんは個展をひらく。市内での個展は2回目。前回は16年前に相模大野でひらいた。「覚えていてくれる方がいたら嬉しいです」。素材や技法は進化したが、ネコたちの愛らしさは当時のままだ。


 路地裏の猫屋へ、ようこそ
 その部屋を訪れると、無数のネコたちが静かに息をしながら問いかけてくる。
『今日はなんのご用? ボクたちの飼い主になってくれるの?それとも…?』
 ネコたちはみな、白井光可さんが制作した作品だ。白井さんは5年前、この場所に工房を構えた。
「素材の幅が広がって来たので自宅から出ました。ガラスなども扱いますから」
 ネコとの出会いは結婚して間もない頃。捨てネコを引き取ったのが縁となった。広告デザインの仕事をしながら、白井さんは趣味でネコを描き始める。やがて、相模大野の市民ギャラリーで版画やアクリル画を中心とした個展をひらいた。

 クラフト作家として
 さまざまな素材で試行錯誤し、イベントなどに出展しながら制作活動を続けた。2003年、仕事を辞め、フリーのクラフト作家となる。
「ある時、粘土とワイヤーを組み合わせた作品をつくって、ワイヤーの面白さに気づきました」
 ワイヤークラフトに初めて触れたのは、夫と旅したバンクーバーだ。イニシャルをかたどった作品に一目惚れし、買い求めた。
「原点だと思って、今もそれを飾っています」
 それと同時に、アクセサリーの制作を始める。アクセサリーの原型であるワックス彫刻を習い、さらに彫金にも取り組んだ。
「フィレンツェ彫りを本場で学びたかったんです。だから頑張って頑張ってお金を貯めて…(笑)」
 1年前からイタリア語を学び、フィレンツェに2週間留学した。
「短い期間でしたが、フィレンツェ伝統の技術に触れられた事が原動力になっています」

 クラフト作家として
白井さんにふたたび転機が訪れる。2年前の東日本大震災だ。
「震災直後の落ち着かない時、自分は何もしなくていいのかと、考えていました」
 そんな時、ニュースでペットたちのシェルターを知る。被災地で飼い主と離れ、行き場を失ったペットの保護活動だ。
「すぐに近くのシェルターを探し、夫とペットフードを届けました」
 以来、定期的に訪問してネコの世話をしている。
「そこから考えが少し変わりました。作品をつくるだけでなく、それを通じて、いろんなことを発信していこう、と」
 次の工房展では、アートセラピスト(※)によるワークショップも行いたいと考えている。
「誰かの役に立ちたいという気持ちが、前より強くなったと思います」
 工房展は年2回。工房を開放して、数人の作家の作品を並べる。『きずにゃシリーズ』と題して、作家同士のコラボ作品も手がけ始めた。
 1本のワイヤーがさまざまな形になるような、限りない可能性を信じていきたいと、笑顔を見せた。

※絵や造形などの芸術活動を癒しととらえた活動をする人

個展の告知

 

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