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この街・あの人・どんな顔       鈴木 祐一 2011/06/05掲載

「この街・あの人・どんな顔」

プロの視点でサイクルショップを運営する
サイクルショップ ライズライド 店主
鈴木 祐一

すずき ゆういち1977. 2. 27生 東京都出身 相模原市在住
HP http://www.rise-ride.net/

「サドルの高さ、タイヤの空気圧。ちょっとしたことで走りが変わる。それを知ると、自転車は楽しさの奥行きがぐんと広がる」

競技の画像




 

最近『自転車』の存在感が変わってきた。健康維持、環境保護、スポーツと、乗る目的が多様化し、同時に自己表現のひとつにもなった。サイクルショップ ライズライド 店主 鈴木祐一さんは、自転車競技の選手として活躍した経験を活かし、自転車の楽しさを伝えている。


自転車に親しむ環境で育つ
 JR相模線「南橋本駅」近くに、サイクルショップ ライズライドはある。店主の鈴木祐一さんは幼い頃から自転車に親しみ、トライアル、モトクロス、シクロクロス、そしてサイクリングと、競技、あるいは趣味でさまざまな自転車を乗りこなしてきた。
「物心ついた時から父のバイクに乗せられてたんです。自営業で倉庫にはバイクや自転車がたくさんあって。そこに行くのが好きだった」
 小3ぐらいからモトクロス競技を始め、後に「スピードを出すにも技術がなければ上達しない」と、両親の勧めでトライアルに転向した。

自分の足で遠くに行ける
 モトクロスとは、段差や障害のある未舗装のコースを周回し、スピードを競う競技。大きなジャンプや、激しいコーナーリングが見どころだ。対してトライアルとは、大きな段差や岩場などを乗り越えていく競技。足を着けば減点、制限時間内にゴールして得点を競う。高い技術力を要する競技だ。
「親にやらされてるっぽくて好きじゃなかった(笑)」と言うが、世界選手権に出場するなど、確実に力をつけていった。
 一方サイクリングも好きで、小学生の頃から友だちとよく出かけた。自分の足で遠くに行けることが楽しかったと話す。
 高校の夏休み、毎日アルバイトをして25万円のマウンテンバイクを買う。初めて手にした『自分で選んだ自転車』だ。出入りしたサイクルショップのスタッフに「シクロクロスに出てみたら?」と勧められた。モトクロスとトライアルの中間のような競技だ。大会で次々と良好な成績をおさめた。業界で注目され、海外遠征もし、スポンサーもついた。卒業後は、ブリヂストンサイクルの契約選手となった。

仕事って面白い
スポンサーの看板を背負って走る契約選手は、プレッシャーとの戦いだった。4年間続けた後、自転車は趣味としてもっと楽しく走りたいと考えるようになった。
「選手を辞めて、バイトを転々としてから、小さな会社に勤めたんです。営業から制作から全部を全員がやるような会社で…。自分がやった仕事で、相手が喜んでくれる。大変なこともあるけど、仕事って一生懸命やれば面白いんだな、って思ったんですよね」
 やがて、好きな自転車を仕事にしたいとの思いがつのっていった。

気持ちよく乗ってほしい
新しい夢の実現のため、お金をためながら週末は知人のサイクルショップに通う。
「今までは自分の自転車を好きなようにいじってきたけど、お客さんとなったらやっぱり違う。命にかかわってしまうことだから、そういう意識をちゃんと持たなきゃと思って。知人には『遊びに来てただけでしょ』って言われてるけど(笑)」
 そんな時、相模原市の創業支援制度チャレンジショップを知る。鈴木さんにとってはショップ運営のノウハウを講義してもらえることが魅力だった。
「自転車以外のことは何もわからなかったもんで(笑)」
 無事入選し、2007年の開業に至った。
 鈴木さんが「身の丈に合う規模」と言う店舗では、在庫は置かず、使用者に合う自転車を一緒に考えるところから始める。つい色や形で選んでしまいそうだが、大事なのは(1)体格・体力、(2)使用目的、(3)走る距離、を見据えて選ぶこと。最初の1台ならだいたい5万円ぐらいが目安だそうだ。
「たくさん走る人だと、安い自転車を買ってもすぐ部品が傷んで結局高くつく。逆にかっこいいから、とハイクラスのものを選んでも、用途に合わなければもったいないですから」
 細かい調整をして、納車の時点でだいたい80点、あとの20点を埋めるためにも、週末はお客さんとサイクリングに行く。 「姿勢や、乗り方で違ってくるから。気持ちよく乗ってもらいたい」
 自分の力で走ることの楽しさを、広く伝えて行きたいと語った。

サイクルショップ ライズライド

 

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