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この街・あの人・どんな顔       岡部 明子 2008/03/05掲載

ミニチュア・ドールハウス 制作
  岡部 明子

おかべ あきこ 1968. 6.2生
東京都出身 相模原市在住
■ホームページ
 http://members.jcom.home.ne.jp/fumitaka1106/


↑「うどん彩蔵」を模したドールハウス

岡部明子
ミニチュア・ドールハウス展

2008. 5.19(月)、20(火) 11時〜17時
■ うどん彩蔵 SAKURA
 tel. 042-855-6656
 相模原市相生1-1-18
 ※当日は喫茶営業のみ


↑クロカンブッシュ


↑ウェディングのテーブルセット

 

こんがり焼けたパンや、フルーツがのったケーキ、薔薇の花。どれも数mm〜2cm前後の精密に作られたミニチュア作品だ。岡部明子さんが作るそれらの作品は、優しく華やかな色使いと目を見張る細やかさで、思わずにっこりしてしまうあたたかさがある。


家の中でできる楽しみ
 ミニチュアとは、食物や生活用品などを模して実物そっくりに作られた小物をいう。ドールハウスと呼ばれる卓上サイズに作られた部屋などに配し、生活空間を表現して楽しむもの。16世紀初め頃に作られたものが現代のドールハウスの原形といわれ、発祥はドイツとも、オランダとも言われている。日本でも古来よりひな飾りなどの工芸品はあったが、欧米型のドールハウスが広まったのは1970年代と言われており、愛好家も多い。
 当時、女の子の遊びと言えばリカちゃん人形が大流行。岡部さんもその時代に少女期を過ごした一人だ。
「お食事セットというのがあって、もうたまらなく好きだったんです」
 そんな思いを再び呼び起こしたのは、夫の一言だった。
「不慣れな土地で子育てを始め、外出もままならず、ストレスがたまってしまい夫に相談してみたんです」
 返ってきた言葉は『家の中でできる楽しみを探してください』。迷った岡部さんは書店に立ち寄り、1冊の本を手にする。それが、ミニチュア作りを始めるきっかけとなった。
趣味から、販売へ
 初めて作品が売れたのは5〜6年程前。友人の誘いでインターネット上で販売をしてみた。
「思いがけずに売れて…もうびっくりです。感想まで頂いて嬉しくて…」
 販売を始めてから、自身も家族も意識が大きく変わった。
「使う材料も慎重に選びます。時間が経って変質しないかどうかとか。あと、主人がゴミ扱いしなくなりました(笑)」
 始めた当時、隣で一緒に粘土をこねていた長女も今は15歳となり、次女、三女とともに、辛口ながらも色使いなどにアドバイスをくれるという。
新しい挑戦
 相模原市相生にある「うどん彩蔵」の店内に入ると、すぐ右手に置かれたドールハウスが目に飛び込む。足を止めて眺め、席に着いてから「あら? あれ、ここじゃない?」ともう一度見に行く人が多いという。これも、岡部さんの作品だ。 「うどん彩蔵」の店主とは長女のPTAで知り合った友人だ。
「内外装が出来てから写真を撮って、それから1ヶ月半、夢中で作りました」
 長年の夢を実現させた友へ、祝福の気持ちを精一杯込めて作った。
「娘たちが『お母さん、それ押し付けじゃないの?』って心配して…主人と愛犬が不安そうに離れて見てました(笑)」
 家族の心配に反して、作品は大好評だ。店のもうひとつの顔として、お客の目を楽しませ、店頭での作品販売も好評を得ている。その「うどん彩蔵」で、今年岡部さんは新しい挑戦をする。
「開店2周年のイベントで、作品展をさせて頂くことになりました」
 ドールハウスとミニチュア作品を眺めながら、お茶が楽しめるように企画中だ。作品は購入可能で、しばらくは制作に忙しくなりそうだ。
「でも、出来るだけ今のペースをキープします。お母さん業をしっかりやって、あと数年したら思いっきりのめり込みたい(笑)」
 眺めていると、ふと幼い頃の自分に戻って吸い込まれていきそうなミニチュアの世界。そこには大きな夢が広がっている。


↑[左]初めて作った作品[右上]パンのセット[右下]ひな飾りは初期の頃の作品

 

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