発信/読売新聞「ほうむたうん」編集室
〒252-0143 相模原市緑区橋本3-21-12
         グリーンピア長嶋1-A
TEL 042-707-7550 FAX 042-707-7551
E-mail info@yc-hometown.org
今月号の記事から この街・あの人・どんな顔 Shop Guide インフォメーション 読者プレゼント こどもセンター
バックナンバー この街・あの人・どんな顔 味 紀 行   Shop Guide ぷれいすがいど
相模原・城山エリアの販売センター 各販売店所在地・配達エリア 各販売店取扱紙・ご購読申込み リンク集
このページは… トップページ >>  この街・あの人・どんな顔 >>  芳賀 紀子
この街・あの人・どんな顔 2006/07/05掲載

ガラス作家
    芳賀 紀子

はが のりこ  1963. 2. 9生
●プロフィール
相模原市出身 町田市在住
多摩美術大学染織デザイン科卒業
スポーツウエアーメーカー入社 商品企画を担当
退社後 都内ガラス工房に約5年間勤務
2005年 独立
ガラス工房「glass hoppers」として活動を開始。自然をテーマに野生動物や野草をモチーフにした アクセサリーやランプなどを制作

●HP  http://home.c01.itscom.net/fusing

●取り扱い店
「レンタルBOX型 ギャラリー&ショップ
         Velas (ヴェラス)」
http://www.velas.jp/
[本紙ショップガイドのページへ]


「インターネット通信販売 Flipper's Store」
http://icerc.ocnk.net/


↑涼しげな葉のネックレス 各2,625円


↑バッグに付けるチャーム 各3.675円

↑蚊やり 5,250円

 

フュージングという技法を用い、アクセサリーやランプなどのガラス作品を制作する芳賀紀子さん。自然から得たイメージをモチーフに、季節感を大切にしながら、涼しく そして 暖かい作品を 創造し続けている。


 ガラスのひんやりとした感触が気持ち良い季節がやってきた。
 ガラス作家 芳賀紀子さんが手がける作品は、主に「フュージング」という技法が使われている。ガラスを重ね、電気炉に入れて徐々に温度を上げる。800度前後まで上げたら、さらに時間をかけて温度を下げる。
「温度を下げる時の方が割れやすいんです。室温まで下がってから、やっと窯を開けられます。7〜8時間かかるものもあり、夏は暑くて…(笑)」
 芳賀さんがガラスと関わるようになったのは30代半ばのこと。それまで勤めていたスポーツウェア会社の企画部を退職する際、ガラス工房を手伝わないかと知人に声をかけられた。
「仕事に区切りをつけ、次は何をしようかな、と考えていた時でした」
 それ以前には、ガラスに関わったことはほとんどなかった。大学では染めを専攻し、同じ学内のガラス科をのぞいたこともない。が、初めてその工房に足を踏み入れた時、「やっていけそうな気がした」と言う。
 初心者として仕事をスタートさせた。工房は、教室の他にフュージングとステンドグラスの技法で主にランプ類を作り、美術館内のショップなどに卸す。その中で決められた仕事をこなしながら、少しずつ技術を修得した。
「5年ほどたち、このままここにいても自分が伸びていく道はないかも、と考え始めました。作る、というより作らされているような気がしたんです。自分が作りたいものを作りたい!と後先考えず、勢いで退職しました(笑)」
 それからは販路の開拓をしつつ、自分のカラーを確立させるための作品づくりに打ち込む。昨年6月には米国で開催された、ガラスメーカー、ブルザイ社主催のワークショップに参加した。
「それまで知っていたフュージングとはまったく違う技法ばかりで…。こんなこともできるのか!という衝撃をうけました。参加していた作家の方たちとの出会いも、大きな収穫です」
 パウダーガラスを使用し、何度も焼成を重ね、微妙な絵柄を作り出す技法を得て、制作の幅が広がった。
「パウダーガラスは、色の組み合わせや温度などにより発色が大きく変わります。窯を開けるまでどうなっているかわからず、毎回ドキドキですよ」
 思ったようにできず何度も作り直しをして、期限前日にやっと完成した作品を、納品の途中で転倒し割ってしまったこともある。
「荷物がクルンと回ってガチャンという音が聞こえて…一気に全身の力が抜けて立ち上がれませんでした」
 期限をのばしてもらい、再度制作。納品した作品(右上の犬とインコの時計)は、とても喜んでもらえたと言う。
 海が好きでダイビングのライセンスをもつ。潜っている間はすべてを忘れ、海中の世界に安らぎと刺激を求める。そこで見た水泡、日常で目にとめた植物や空の色、様々なものが芳賀さんの手によってガラスの中に活き活きと描き出されるのだ。


↑[左]新しい技法を使い、ふんわりとした雰囲気を出した雪の結晶のライト 31,500円
[右上]飼っていたペットの思い出に、とオーダーされた時計。絵柄、大きさにより異なるが、10,000円ぐらいから[右下]パウダーガラスを使用した作品

HOME |  ご意見・お問い合わせ |  ページのトップへ