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この街・あの人・どんな顔 2006/04/05掲載

ガーデンプランナー
2級造園管理技士
    田中 美幸

たなか みゆき  1965.12. 2生

●プロフィール
東京都出身 相模原市上矢部在住
八丈島で生まれ、6歳まで葛飾区に暮らす。
6歳の時に座間へ、15歳の時に相模原へ転居。
高校卒業後、車のディーラーで人事課、
外資系の会計士事務所で総務部・マーケティング部に勤務。
1998年 夫と有限会社 FMA工房 設立。

有限会社 FMA工房
 [エフエムエーこうぼう]
http://members.jcom.home.ne.jp/f.m.a/
■e-mail : f.m.a.@jcom.home.ne.jp
■連絡先 : tel 042-853-7575
     fax 042-853-7576


↑厚木市・星こどもクリニック。


↑ラベンダーとライティング。[個人宅]


↑ベランダを和風のテイストで。[個人宅]


↑「南蛮屋」小田急相模原店。相模原店もFMA工房の施工。

 

夫と共に運営するFMA工房で、ガーデニングを手がける田中美幸さん。植物の魅力にとりつかれたのは、まだガーデニングという言葉もあまり浸透していない時代。当時も今も、植物は新しい発見と豊かさを教えてくれると話す。


  新緑が深みを増し、花たちが目を楽しませてくれる季節。田中さんにとっては忙しい時期の始まりでもあり、また、やりがいを感じる時期でもある。
「毎日景色が変わっていきます。その変化を楽しめる…植物は植えて終わり、じゃないところが面白いんです」
 その面白さに田中さんがとりつかれたのは20代半ば。高校卒業後に就いた事務系の仕事を6年続け、一念発起してインテリアのスクールに入学、その後に就職したリフォーム関係の会社で幼稚園の園庭を手がけた時からだ。
「内装とちがって植物は育ち続けます。年数が経つことで姿を変え、きれいになっていくんです」
 次に勤めたのは女性7人でガーデニングのプランと施工をする会社。植物のエキスパートであるスタッフに囲まれ、『植物三昧』の日々を送る。
「何もかも新しい試みで、マスコミにも注目されました。朝から晩まで走り回って、忙しいけど本当に楽しかった」
 前職で得た建築の知識が、仕事の幅を広げた。植物に関しては、同僚から『育てることで学べる』と、毎日枯れかけた植物をもらって世話をした。休日も園芸店をまわる日々だった。
 そして、結婚・出産を機に退社。1998年、建築・設計を手がける夫と共に、FMA工房を設立した。以前から相模原市内で仕事をしていた夫の関係で仕事が入り始め、田中さんのつながりから雑誌掲載の話がきた。
「完成した庭を気に入って下さったお客様が、次のお客様を紹介して下さって…」と、仕事が入る。忙しくなれば同業の仲間同士で助け合う。人の縁で得た仕事を大切に育てて広げていくことは、1本の草花にも真剣に向かい合う田中さんの姿勢と通ずる部分がある。
 庭作りに際しては、最初の打ち合わせに時間をかける。『忙しくて時間がない』のならグリーン中心で手間のかからない庭を、『予算をかけたくない』のなら植樹は小さな苗木にして費用を抑え成長を楽しむ庭を提案する。プランが承認された時点で見積もり、ここまでは無料だ。また、ハーフビルドという手法もある。ベースを田中さんたちが作り、施主自身が手をかけ、庭作りをするというものだ。予算を抑えるだけでなく、庭に対する愛着もひとしおだと言う。
「共稼ぎのご夫婦が庭をご自身の手で作ってからは、それまで外出ばかりだった週末を在宅で過ごすことが多くなったということもありました」
 コンテナや玄関先の植栽などの小さな仕事も歓迎する。
「植物を育ててみたい、という人のスタートラインを作るお手伝いができればうれしく思います」
 現在、子どもは小2の長男を筆頭に、5才の長女、2才の次女と3人。
「子どもたちと一緒に、畑で野菜を作っています。食べ物の大切さを知ってほしいから」
 食べ物がいつでもお金で買えることを当たり前とせず、自分の口に入るまで多くの人の手間と苦労を要することを実感できる子であってほしいと話す。
 子育てと仕事の両立に、実家の母親と夫の協力を得て、田中さんは新しい挑戦を始めたところだ。
「通信教育で『園芸療法』の勉強を始めたんです。これからのライフワークとしてもやっていきたいと考えて…。
植物は子育てに似ていると思います。自分の思う通りにはいかない。でも枯らしたりすれば失敗から教わることが多くて、命の強さを教えてくれるんです。植物を通じて心を豊かにするため、また心を育むために少しでも多くの人たちに伝えていきたい…」
 親子でコンテナ作りなどのワークショップもやっていきたいと考える。そんな田中さんの家の庭はどんな風なのかと聞くと…。
「いや…自分の家にはなかなか手が回らなくて…」と屈託なく笑った。



↑夜は照明をつけ、仕事を終えた家人が くつろぐ癒しの空間となった。[個人宅]

 

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