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この街・あの人・どんな顔       2005/09/05掲載

陶芸家
陶工房 聖玲(せいれい)主宰
  木下 玲子

きのした れいこ 1953.5.5生

大分県出身
工房のホームページ
  http://www.seirei.info/
ホームページでは作品と教室の案内の他、料理の盛り付け方やレシピも紹介している。

大切な人においしいものを食べさせたい。それが私の本筋なんです。


写真左は、長女の聖子さん


上・下左/工房の様子
下右/工房で暮らす猫のショウちゃん

陶芸教室
■橋 本 相模原市橋本4-5-3
     tel.042-854-8349
     入会金 5,000円
     月謝制[受講回数により異なる]
     材料費 1,000〜2,000円/kg
        (釉薬・焼成費込)
     ※橋本教室は現在ほぼ満員
■相模原 相模原市相模原8-6-19
     (電話は橋本教室へ)

 

 緑に囲まれ光差す工房は、陶器をつくる人たちの活気にあふれている。その中、ひときわ明るい笑顔で指導する主宰者の木下玲子さん。おいしいものを食べてほしい、そんな家族への愛情が、陶芸の道を開いていった―


 橋本駅から歩いて十数分。住宅地の中に『陶工房 聖玲(せいれい)』はある。
 道路に面した間口が狭く、木が繁っているため見過ごしそうになるが、中に入っていくと光が差し込む居心地の良い空間が広がる。
 「古い民家で、一目で気に入りました」
 主宰者である木下玲子さんは楽しそうにそう話す。
 3年程前、工房兼教室にするためにこの民家を借り、自らの手で改装をした。
 「あのふすまも、キッチンセットも、みんな不要になったものをいただきました。そのために軽トラを買って…(笑)」。
その軽トラは今、自身や生徒さんたちの作品を窯まで運ぶのに活躍している。
 油絵を専攻した美大時代に恩師のつながりで陶芸を始めた。卒業後、両親のすすめで結婚。一女一男に恵まれ、長女が三歳の頃、本格的に陶芸を再開した。
 「おいしい御飯を楽しむための器を作りたい」
 その思いから始めた陶芸が少しずつふくらんでき、10年前から教室を始めた。
 「納得のいく作品を作って、その器を使うと、料理にも自信がわいてくるとおっしゃる方もいます。自作の器で料理を持ち寄り、宴会することも…」
 やがて長女の聖子さんも工房の運営に加わり、二人の名から『陶工房聖玲』とした。
 「なによりうれしいのは、ここに来ればいつでも仲間がいることです。遊びの計画にもどんどん人が集まる。この間もぶどう狩りに行ってきました」
 月に一度計画するイベントの他、教室終了後の工房で宴会が始まることもしばしば。そこでも料理の腕をふるう。仕事を終えた設計士の夫や、地元で働く長男とその友人もよく参加する。
 十数年前に相模原市内のいくつかの中学校で8年間、美術を教えた。その時の生徒に今でも街中で声をかけられる。偶然工房を訪れて再会し、以来通い続けている生徒もいる。
 現在、橋本の工房はほぼ満員。上級者向けの相模原教室に若干余裕がある。
―初心者はなにから始めれば?の問いに「なんでも。作りたいものを作っていただきます。その方の技量に合わせた作り方がありますから」との答えが返ってきた。
 「手ろくろを使って力の抜き方を覚えます。上級になっても時々立ち返る。力を抜くっていろんなことに共通して大切でしょ」
そう笑いながらも、新しい工房の開設準備にとびまわり、近々溶接の講習も受けに行く予定だ。
「少し動き過ぎです!」
 隣で笑う聖子さんも、母に負けないくらい活動的に動きまわる。
 年に1度程、工房で生徒さんの作品を並べた工房展を開催する。自身の個展をひらく予定はない。
 「陶芸家としての作品にこだわると本筋からはずれる気がして…。おいしい料理を食べさせたい、それが私の本筋。陶芸はその表現のなかのひとつなんです」。  夫と子どもたちに支えられ、玲子さんの”仲間づくり“はこれからも大きく広がっていく。

 


写真左・上左・上右/玲子さんの作品  下左/作品に盛られたパスタ 下右/聖子さんの作品

 

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